四神(しじん)は、中国・朝鮮・日本で伝統的に、天の四方の方角を司る霊獣であり、東の青竜(せいりゅう)・南の朱雀(すざく)・西の白虎(びゃっこ)・北の玄武(げんぶ)である。
四神相応(しじんそうおう)は、東アジア・中華文明圏において、天の四方の方角を司る「四神」の存在に最もふさわしいと伝統的に信じられてきた地勢や地相のことをいい、風水ではそれぞれの聖獣が司る方位と意味する地形・地勢が揃った土地は、理想的な環境で最高の吉相とされています。
北=「玄武」、東=「青竜」、南=「朱雀」、西=「白虎」、これらの守り神に相応するように、北=「山や木々」、東=「清流」、南=「平野や湖沼」、西=「大通り」という地形が「四神相応の地相」とされています。